世界大百科事典(旧版)内のregulationofarmamentsの言及
【軍縮】より
…軍縮に相当する〈軍備削減reduction of armaments〉という観念が広く国際的に正当性を認められたのは,国際連盟規約8条においてであった。これに対して国際連合憲章では〈軍備規制regulation of armaments〉という概念に重点がおかれている(11条,26条)。こうした違いは,第1次大戦の場合には,それに先立つ軍拡競争が戦争の大きな原因になったという認識が,大戦終結・国際連盟発足当時に広く受けいれられていたのに対し,第2次大戦の場合には,ファシズム諸国に対抗して民主主義諸国が十分に軍備を増強しなかったことが戦争を誘発した,という考えが支配的であったことを反映している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」