reticella(その他表記)reticella

世界大百科事典(旧版)内のreticellaの言及

【レース】より

…このレースは仕上がりが非常にニードル・ポイント・レースに似ていた。
[近世]
 16世紀の中ごろ,ベネチアで考案されたニードル・ポイント・レースは,レティチェラreticellaと呼ばれ,布地がほとんど見えないぐらい糸でかがった幾何学模様の孔あき刺繡であるが,やがて本格的なプント・イン・アリアpunto in aria(〈空中に刺したレース〉の意)に発展した。この技法は,織りの粗い麻地の上に,下絵を描いた羊皮紙をとめ,輪郭を粗く縫ってフレームを作り,その糸をたどりながらブランケット・ステッチを浮かしながらからげていき,羊皮紙を切ってはずすと糸だけで模様を構成するレースで,デザインは単純な幾何学模様の縁飾りから,やがて唐草・花鳥・風俗模様の幅広いボーダーになり,さらに,動物・花鳥模様へと変化していった。…

※「reticella」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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