世界大百科事典(旧版)内のreversediscriminationの言及
【アファーマティブ・アクション】より
…71年からは,地域の労働力の人種構成が企業などの雇用に反映するよう努力することが求められるようになった。
[逆差別という批判]
少数民族や女性を何人採用せよという命令ではないので,これは厳密には割当て(クォータ)ではないのだが,白人男性からアファーマティブ・アクションは逆差別reverse discriminationであるという批判が強まっている。この制度は奴隷制を強いられた黒人への過去の差別に対する補償という意味合いが強く,差別を禁じた公民権法に違反するという批判が当初から一部にあった。…
※「reversediscrimination」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」