世界大百科事典(旧版)内のrheumatoidarthritisの言及
【関節炎】より
…慢性のものが多く,その中でも水腫を形成するものが最も多い。 リウマチ性関節炎rheumatoid arthritisは慢性関節リウマチの一部分現象である。リウマチの病因は不明であるが,免疫学的研究の進歩とともに自己免疫疾患としてとらえられている。…
【関節リウマチ】より
…リウマチ性疾患の一つで,関節炎があちこちの関節におこり,進行して慢性化するため,慢性関節リウマチrheumatoid arthritis,または多発性関節リウマチとも呼ばれる。運動器の中心である関節のほか,約25%の患者には,皮下組織,腱鞘,筋肉,肺,脾臓,リンパ節,心臓,血管,眼など,関節外の組織にもリウマチ性の炎症がみられる。…
【リウマチ】より
…したがって,膠原(こうげん)病,代謝性疾患,感染症などで,このような症状をもつ多くの疾患が含まれることになる。独立した疾患として慢性関節リウマチrheumatoid arthritis(RAと略す)が記載されたのは16世紀になってからである。現在,リウマチという名をもっている単独疾患は,慢性関節リウマチのほか,リウマチ熱rheumatic fever(RFと略す)とリウマチ性多発筋肉痛polymyalgia rheumatica(PRと略す)で,このうち慢性関節リウマチとリウマチ熱が俗にリウマチといわれ,とくに前者をさしていうことが多い。…
※「rheumatoidarthritis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」