世界大百科事典(旧版)内のrichnessclassの言及
【銀河団】より
…ここではハッブルの定数を60(km/s)/Mpc(1Mpc=3.08×1019km)として推算される距離と直径を示したが,ハッブルの定数そのものを決定するのに,顕著な銀河団中のもっとも明るい銀河の光度を一定とみなして導く方法も利用されている。銀河団はその構成銀河の総数と集合の度合によって,勢力指数richness classを用いて分類されるほか,分布領域が扁平か球状かといった形状によっても分類される。集合の内部的構造に着目した分類としては,銀河団の中心付近にcD銀河と呼ばれる超大型の楕円銀河が存在するかどうか,またそれが存在する場合にはその個数や集合度を分類の規準とするバウツ=モルガン型と呼ばれるものがある。…
※「richnessclass」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」