世界大百科事典(旧版)内のRodhinの言及
【スカンジナビア】より
…この仮説は北欧の各級行政単位の名称が数詞と結びついていることをうまく説明し,またタキトゥス《ゲルマニア》6章でゲルマン人の軍事・社会組織についてのべた叙述とも符合するが,あまりに整然としているゆえに人口増も居住も自然に任せられていた社会にはうまくできすぎているように思える。他方先の〈部族地〉の外側に広がるバルト海・メーラル湖沿岸のスベア人地域はロジンRodhin(現代語ローデン)と総称された。この地名はローro(漕ぐ)に関係する(ちなみにフィンランド語ではスウェーデン人をルオチRuotsiという)。…
※「Rodhin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」