Sarzec,E.de(その他表記)SarzecEde

世界大百科事典(旧版)内のSarzec,E.deの言及

【アッシリア学】より

…アッシリア文字が複雑な表語文字の用法を持っていることから,アッシリア人がこの文字体系を非セム系民族から借用したとする見解が提出されていたが,反対者もあって論争を引き起こしていた。87年にフランスのサルゼックE.de Sarzecがテルローで発掘を行い,一見してアッシリアの遺物とは異なる人物像や楔形文字の粘土板を発見し,これがシュメール文明との最初の出会いとなった。シュメール遺跡およびメソポタミアの本格的な発掘は,第1次世界大戦後,イギリス,ドイツ,フランス,アメリカ,イラクによって行われることになる。…

※「Sarzec,E.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android