世界大百科事典(旧版)内のSchauder,J.P.の言及
【関数解析学】より
…この考えによりG.D.バーコフとケロッグO.D.Kellog(1878‐1932)は,微分方程式の解の存在を,バナッハ空間における(必ずしも線形でない)完全連続作用素の不動点定理として証明した。このような考え方は,シャウダーJ.P.Schauder(1899‐1943),ルレーJ.Leray(1906‐ )らによって,偏微分方程式の解の存在証明にも拡張された。
[線形作用素の半群]
バナッハ空間XからXへの有界線形作用素の族{Tt|t≧0}があって,(a)TtTs=Tt+s(半群性),(b)T0=I(恒等作用素),(c)任意のx∈Xに対して(連続性)を満たすとき,{Tt|t≧0}を1パラメーター半群または単に半群と呼ぶ。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」