Schleyer,J.M.(その他表記)SchleyerJM

世界大百科事典(旧版)内のSchleyer,J.M.の言及

【国際語】より

… それに対し,現実の古典語・近代語をもととした国際語を作る考えがある。初め1879年にドイツのカトリック聖職者シュライヤーJ.M.Schleyerにより考えられたのが〈ボラピュークVolapük〉で,自然語よりは簡単であるが,それでも文法はかなり複雑である。10年ほどはかなり活発に運動が行われたがやがて衰えた。…

【人工言語】より

…彼はその過程で,0と1だけで全数字を表現できる二進法の卓越性を確信したが,今日のコンピューター言語は二進法による人工言語システムの成功例ともいえよう。さらに哲学的言語の提案としてはシュライヤーJohann Martin Schleyer(1831‐1912)による〈ボラピュクVolapük〉(1878)があり,〈真の文字〉にアルファベットを流用するなど斬新なアイデアが盛られた(図1)。 以上述べた例はいずれも既成言語から出発しない新しい提案だったため,一般に〈先験語a priori language〉と呼ばれ,自然言語を改良したエスペラントなどの〈後験語a posteriori language〉とは区別される。…

※「Schleyer,J.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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