世界大百科事典(旧版)内のSchmidt,Walterの言及
【構造岩石学】より
… 変形を受けた岩石の構造要素は,多くの場合,ある方向に卓越的な配列を示すので,このことを定向配列といい,定向配列を調べることを方位解析と呼んでいる。構造要素の方位に関する測定値の統計的な処理による方位解析の手法は1910年代にシュミットW.Schmidtによって考案され,その後30年代以後ザンダーB.Sanderにより幾何学的な解析法が研究された。三次元空間における方位を平面上に表現するには球面投影法によるのが便利で,上記の方位解析には,このうちのステレオ投影および等積投影(または正積投影),とりわけ等積投影がよく使われる。…
※「Schmidt,Walter」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」