世界大百科事典(旧版)内のSchop,J.の言及
【コラール】より
…ルターの作をはじめとする16世紀のコラールは,信徒の共同体意識を強調したものが多く,ニコライPhilipp Nicolai(1556‐1608)作曲の《目覚めよと呼ぶ声聞こゆ》《たえにうるわし暁の星》で,一つの頂点をきわめる。17世紀に入るとしだいに個人的な心情を歌った作風が支配的となるが,J.リスト作詞,ショップJohann Schop(1590ころ‐1667)作曲の《奮い立てわが心》(バッハの《主よ,人の望みの喜びよ》の原曲)のような佳曲も見られる。18世紀は全般的に見て衰退期である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」