世界大百科事典(旧版)内のSchott,O.の言及
【アッベ】より
…73年レンズの分解能の研究から結像理論をたて,光軸近くの像が収差を生じないための正弦条件を導いた。理論研究のみならず,ツァイスおよびショットOtto Schott(1851‐1935)と共同で光学ガラスの改良に取り組み,色消しレンズを開発,さらにツァイスとともに顕微鏡の照明装置,液浸式顕微鏡など光学機器に関する数多くの発明,改良を行ってツァイス光学会社の世界的地位を築いた。88年ツァイスの死後,同社の経営を受け継ぎ,企業家としても活躍した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」