世界大百科事典(旧版)内のSchuman,C.の言及
【シューマン】より
…ドイツの作曲家。音楽におけるロマン主義の代表的存在とされる。ザクセンの中小都市ツウィッカウに書籍商を父として生まれ,ライプチヒ大学,ハイデルベルク大学で初め法律を学んだ。のちに文筆活動によりイェーナ大学から博士号も得ているシューマンは,近代の知的教養人としての作曲家のタイプを代表する存在ともいえる。その創作活動は3期に分けて考えることができる。初期は20歳代で,音楽で身を立てる決心をしたシューマンは,法律の勉強を打ち切り,ライプチヒでピアノ教師ウィークFriedrich Wieckの弟子になり,作曲や評論にも取り組む。…
※「Schuman,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」