世界大百科事典(旧版)内のScuolaToscanaの言及
【トスカナ[州]】より
…そして戦後のネオレアリズモ文学には,代表作家の一人プラトリーニが,フィレンツェに現れた。【林 和宏】
【トスカナ派の美術】
13世紀初頭よりほぼ1世紀にわたって,トスカナで活動した画家たちの流派をトスカナ派Scuola Toscanaという。いずれの画家たちもビザンティン様式を基盤としているが,ピサ,ルッカ,アレッツォ,フィレンツェなど,商業活動による経済的興隆を背景に,フランチェスコの教えに鼓吹された人間的な宗教感情や新鮮な自然観に呼応した絵画を創出した。…
※「ScuolaToscana」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」