secondstrikecapability(その他表記)secondstrikecapability

世界大百科事典(旧版)内のsecondstrikecapabilityの言及

【核戦略】より

…これは,ソ連が核戦力を増強してこうした能力を保有するにいたったので対抗措置をとる必要があると考えたのとともに,核兵器技術の進歩によってABMを突破するMRVや,個々の目標を正確に攻撃できるMIRVが開発され,核ミサイル基地を正確に攻撃する能力を持つにいたったことが大きく影響している。第1撃能力first strike capabilityと第2撃能力second strike capability先制核攻撃によって敵の戦略核戦力を無力化する能力を第1撃能力と呼び,敵の核による先制的な奇襲攻撃を受けても生き残った核戦力で敵に報復攻撃を行い,壊滅的打撃を与える能力を第2撃(報復)能力という。また,戦争が発生した場合,敵よりも先に核兵器を使用することを先制使用first useと呼び,先制核攻撃で敵の戦略核戦力を無力化する第1撃能力と区別している。…

※「secondstrikecapability」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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