世界大百科事典(旧版)内のSeeber,L.A.の言及
【結晶学】より
…1830年に鉱物学者ヘッセルJ.F.C.Hesselが32種の結晶学的点群の導出に成功したが,この重要な発見はその後60年もの長い間世に知られないままであった。一方,結晶格子の概念は1824年に物理学者ゼーバーL.A.Seeberによって提唱された。 19世紀半ば近くになって,イギリスの鉱物学者ミラーW.H.Millerは対称の検討に基づいた結晶系と面指数の記号法とを確立し(1839),またフランスのA.ブラベは対称による空間格子の分類を完成した(1850)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」