世界大百科事典(旧版)内のsensitivityspeckの言及
【感光】より
…この電子と正孔の寿命は短いが,その間に電子または正孔は結晶中のエネルギー状態の低い部分(たとえば銀原子や硫化銀あるいは結晶格子の不規則な部分など)に捕獲される。このような部分(感光核sensitivity speckと呼ばれる)に電子が捕獲,蓄積されると,負の電荷が形成され,臭化銀結晶中の動きうる格子間銀イオンAg+を引き寄せてその正電荷を中和する。その結果,臭化銀結晶中には銀原子Agが析出する。…
※「sensitivityspeck」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」