世界大百科事典(旧版)内のshare-croppingの言及
【分益小作】より
…したがって,この小作制度は,農業生産力の低い近世初めや,貧困な後進地域などに多くみられ,農業の近代化とともに消滅する場合が多い。16~19世紀のフランスの分益小作(メテイヤージュmétayage)や,イタリアのそれ(メッザドリーアmezzadria)などが代表的なものであり,アメリカ合衆国のシェア・クロッピングshare‐cropping(シェア・クロッパー)や日本の刈分(かりわけ)小作などもこれに属する。【遅塚 忠躬】。…
※「share-cropping」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」