世界大百科事典(旧版)内のSimeonbenYoḥaiの言及
【ゾーハル】より
…書名は〈輝きの書〉の意。2世紀の神秘家シメオン・ベン・ヨハイSimeon ben Yoḥaiとその弟子たちに帰される旧約聖書の最初の五書(〈モーセ五書〉,トーラー)と《ルツ記》《雅歌》《エレミヤ哀歌》のカバラ的解釈が中心である。生命の樹の10のセフィロト,原人アダム(アダム・カドモン),宇宙創成の秘密,悪の起源などが文字・数値変換法(ゲマトリア)を駆使して縦横無尽に語られる。…
※「SimeonbenYoḥai」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」