世界大百科事典(旧版)内のSitwell,S.の言及
【シットウェル姉弟】より
…第1次大戦後のイギリス文壇・社交界の名物的存在として,知的自由を弁護し,因習的迷妄を批判,俗物性を風刺した。長女イーディス・シットウェルEdith Sitwell(1887‐1964)は学校教育を受けず,まず年刊の現代詩集《車輪》(1916‐21)を編纂して,若い詩人たちを紹介し詩壇に新風を送った。自分の詩集としては,処女作《母その他の詩》(1915)ののち,ジャズのリズムを取り入れた《ファサード》(1922)を発表。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」