世界大百科事典(旧版)内のsoft-groundetchingの言及
【銅版画】より
…ドマルトーGilles Demarteau(1729‐76),ボネLouis‐Marin Bonnet(1743‐93)がその名手で,後者は数枚の版による精巧な多色刷をつくった。(4)鉛筆やチョークに似た効果はソフト・グランド・エッチングsoft‐ground etching(フランス語ではベルニ・ムーverni mou)によっても得られる。この技法は柔らかい防食膜上に紙をのせ,上から鉛筆で描くと,鉛筆の圧力のかかった部分の被膜が紙とともにとれて,その部分が腐食される。…
※「soft-groundetching」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」