世界大百科事典(旧版)内の《SoilTaxonomy》の言及
【褐色森林土】より
…E.ラマンによって最初にその存在が明らかにされた(1905)。アメリカの土壌分類体系《Soil Taxonomy》(1975)におけるディストロクレプトあるいはユートロクレプトに相当する。 湿潤亜寒帯の針葉樹林下の場合とちがって,土壌温度や土壌水分が好適なことと広葉樹の落葉がカルシウムやマグネシウムなどの塩基類に富んでいるため,土壌微生物や土壌動物が盛んに活動して落葉落枝を急速に分解するとともに無機物とよく混合するので,表層には団粒構造のよく発達した暗色のあまり厚くないムル型の腐植層(A1層)が形成されている。…
※「《SoilTaxonomy》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」