世界大百科事典(旧版)内のsorptioncrackingの言及
【応力腐食割れ】より
…二段階機構では,電気化学的溶解と応力による機械的破壊が交互に不連続に進行する。環境中に存在する特定化学物質が割れ面に吸着して表面エネルギーを低下させる作用が大きな寄与をする収着割れsorption cracking機構や,割れ先端での酸化物皮膜の形成と割れが交互に繰り返すことで破壊が進行する皮膜破壊film rapture機構が含まれる。現実には材料と環境の組合せについて割れ機構は変化するので,単純に割り当てることは難しいが,個々の現象を整理して考える枠組みとしてはここでとりあげたような機構が有用である。…
※「sorptioncracking」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」