世界大百科事典(旧版)内のSousaCarvalho,J.deの言及
【ポルトガル】より
…このエボラは宗教的中心地で,16世紀に日本からの少年使節(天正遣欧使節)も,大司教に会うためここを訪れている。一方,この時代には世俗的な器楽や歌曲も盛んで,続く18世紀にはセイシャスCarlos de Seixas(1704‐42),アルメイダFrancisco António de Almeida(?‐1755),ソウザ・カルバリョJoão de Sousa Carvalho(1745‐98)らが,鍵盤音楽,管弦楽,歌劇に成果を示し首都リスボンで活躍した。19世紀になるとイタリア・オペラの影響が著しく,民族的な特色は後退したが,世紀の後半から20世紀にかけてケイルAlfredo Keil(1850‐1907),ビアンナ・ダ・モッタJosé Vianna da Motta(1868‐1948)らが国民楽派としての活動をみせた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」