世界大百科事典(旧版)内のSousa,T.deの言及
【ソウザ】より
…ポルトガルのブラジル植民地の初代総督。在任1549‐53年。1532年にカピタニア制が施行された後も,ポルトガル人入植者の横暴な行為のために,インディオがフランス人に協力するようになり,またカピタニアの責任者ドナタリオと入植者の間の紛争も絶えなかったので,ポルトガル王ジョアン3世は,植民地に自らの代表を派遣することにした。アフリカとインドで軍人,行政官として実績をあげていたソウザが選ばれたが,彼の着任の際には,6隻の船に彼を補佐する首席財務官,首席判事,官吏,兵士,大工,石工,職人,入植者など約1000人が同乗して到着した。…
※「Sousa,T.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」