世界大百科事典(旧版)内の《SunshineandShadow》の言及
【ピックフォード】より
… その後,初めてのトーキー《コケット》(1929)でアカデミー主演女優賞を受賞したが人気の衰えは否定できず,フェアバンクスとの共演作《じゃじゃ馬馴らし》(1929)の興行的失敗もあって,33年には映画界から引退したが,37年には化粧品会社を設立して女実業家ぶりを発揮した。回想録《日向と日陰Sunshine and Shadow》(1955)その他の著書もあり,死後焼却するつもりで買い集めた初期の出演映画のうち,バイオグラフ社時代の作品の多くを70年にアメリカ映画協会(AFI)に寄贈し,75年,アメリカ映画に寄与した功績によってアカデミー特別賞を贈られた。フィルム構成による伝記映画《アメリカの恋人》と《メリー・ピックフォード物語》が78年に公開されている。…
※「《SunshineandShadow》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」