世界大百科事典(旧版)内のSvionesの言及
【スウェーデン】より
…青銅器時代(前1500ころ‐前500ころ)に入るとイングランドやヨーロッパ大陸との交渉が一段と密接になった。その後,北方に膨張するローマ帝国との交易が盛んとなり,タキトゥスの《ゲルマニア》で文献史料上初めてスウェーデン人の祖と考えられるスウィオネス族Sviones(スベア族)が言及された。それ以降文献史料は沈黙を保ったが,6世紀中ごろにヨルダネスの《ゴート人の起源と偉業》,プロコピウスの《戦記》の中で,スベア族Svearをはじめスカンジナビア半島の諸部族について記された。…
※「Sviones」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」