世界大百科事典(旧版)内のSympasiphaeaimperialisの言及
【ショウジョウエビ(猩々蝦)】より
…1918年春,当時皇太子殿下であった昭和天皇が沼津御用邸に滞在中,暴風雨の翌朝海岸で1尾採集したのが初めての標本で,その後やはり沼津付近から合計5個体ほど得られているだけの珍しい種である。22年に新種としてSympasiphaea imperialisの学名が与えられたが,最近の研究によると,属の模式種であるインド洋産のS.annectensと同種であり,それはまた大西洋産のG.marsupialisと同種である。大型種ではあるが肉量が少ない。…
※「Sympasiphaeaimperialis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」