世界大百科事典(旧版)内のsymptomaticepilepsyの言及
【癲癇】より
…ヒッポクラテスは,この病気が奇態な病気ではあるが,〈つきもの〉あるいは〈神業〉によって生ずるものではなく,他のいろいろの病気と同じく自然的原因によるものであることを強調して,呪術師たちがこの病気を神聖化して取り扱うのを非難し,この病気が脳に発することを唱えた。
【病因による分類】
主として素因に由来する真性癲癇genuine epilepsyと脳器質障害による症候性癲癇symptomatic epilepsyがある。症候性の場合も,同程度の脳障害によって癲癇になる人とならない人があって,癲癇になるには,ある程度遺伝的素因が関与する。…
※「symptomaticepilepsy」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」