世界大百科事典(旧版)内のsymptomaticnecrosisの言及
【虚血性骨壊死】より
…虚血性骨壊死が関節面の軟骨を支えている骨梁に発生すると,ちょうどシロアリに食害され家の柱が破損して屋根が落ちるように,屋根に相当する関節面が破壊され,関節面の不適合や変形を生じて関節機能の荒廃をきたす。 骨壊死を発生する原因が比較的明確なものを症候性骨壊死symptomatic necrosisと呼ぶ。これには外傷性のもの(股関節脱臼や大腿骨頸部骨折後の大腿骨頭壊死など),放射線照射後に生ずるもの(骨盤部大量照射による大腿骨頭壊死など)のほか,減圧症(潜水病,潜函病),ゴーシェ病,鎌状赤血球症に合併するものなどがある。…
※「symptomaticnecrosis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」