世界大百科事典(旧版)内のtattvaの言及
【真理】より
…【木田 元】
【インド】
インドで真理・真実を表す語はさまざまであるが,その代表はタットバ,サティヤである。タットバtattvaは字義どおりには〈それであること〉を意味し,ものごとの本質というニュアンスをもち,サーンキヤ学派では〈原理〉と訳しうるような用い方をする。サティヤsatyaは〈必ずや実現される〉〈絶対に違わない〉という意味での真理・真実である。…
※「tattva」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」