世界大百科事典(旧版)内のTaylor,H.S.の言及
【活性中心】より
…不均一系触媒反応で固体触媒の働きを説明するために,1925年イギリスのテーラーH.S.Taylorは,触媒表面の特別な部分,たとえば原子配列の不規則な部分などが,反応分子を吸着し反応をひき起こす活性点として働くと考え,これを活性中心と呼んだ。この考えは触媒の被毒や焼結による触媒活性の低下などを説明できるので,よく用いられている。…
※「Taylor,H.S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」