世界大百科事典(旧版)内のtelasubcutaneaの言及
【皮膚】より
…【後藤 仁敏】
【ヒトの皮膚】
他の哺乳類と同じく,ヒトの場合も,皮膚は体の保護作用,体温調節作用,分泌・排出作用,感覚作用などを営んでおり,その構造もまた他の哺乳類と同じである。すなわち,表層の表皮とそれを裏うちする真皮とからなる(なお,真皮の下,筋肉との間には比較的繊維の粗な結合組織があり,皮下組織tela subcutaneaといわれるが,人によってはこの皮下組織をも皮膚の中に含ませることがある)。
[表皮]
表皮胎生期の外胚葉に由来する,上皮細胞群が密集する皮膚表層部分をいう(図5)。…
※「telasubcutanea」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」