世界大百科事典(旧版)内のtextcompositionの言及
【ベリオ】より
…76年よりアカデミア・フィラルモニカ・ロマーナの芸術監督。 イタリアを代表する前衛的作曲家で,言語音や声そのものを素材とする〈言語作曲text composition〉の分野を切り開き,50年代末から60年代前半の作曲界に大きな影響を与えた。言語音を電子音楽的に処理した《テーマ : ジョイス礼賛》(1958),笑いから叫びまで声のあらゆる表情をとらえた電子音楽《ビザージュ》(1961),女声独唱のための《セクエンツァ第3番》(1965)などが,その代表作であるが,これらは彼の柔軟なイタリア的感性と夫人であった歌手バーベリアンCathy Berberian(1928‐83)の発声の融合といえよう。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」