Thapar,R.(その他表記)ThaparR

世界大百科事典(旧版)内のThapar,R.の言及

【ドラビダ】より

… 南インドの社会構造の特質として――それがドラビダ民族固有の特質かどうかは断定しえないが――歴史的にバラモンやクシャトリヤのカーストが比較的少なく,逆にシュードラなどのカーストが多いことがあげられよう。その結果,ターパルRomila Thaparによれば,チョーラ時代にはカースト間の身分・階層差は小さく,またバラモンを頂点とするカースト秩序も必ずしも厳守されなかったようである。もっとも,その後南インドでもヒンドゥー教の浸透とともにカースト規制は強化され,身分制も固定化していった。…

※「Thapar,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android