世界大百科事典(旧版)内のThotmesIの言及
【エジプト】より
…王はヒクソスの最後の根拠地をたたくため南パレスティナに遠征,下ヌビアも回復する。トトメス1世Thotmes Iは当時シリア・パレスティナに進出を図っていたミタンニに対抗して一時的にユーフラテス河畔まで占領する。しかしハトシェプスト女王は平和交易政策に転じ,プントとの香料貿易を再開,国内ではディール・アルバフリーの葬祭殿をはじめ,旺盛な建築活動を行い,芸術の復興を鼓吹する。…
※「ThotmesI」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」