世界大百科事典(旧版)内のTimasheff,N.S.の言及
【ペトラジツキー】より
…〈命令的・帰属的〉性格をもつ〈倫理的情緒〉としての法的体験に法現象の基礎をみる立場から,実証法(公式法)の外に広く〈直観法intuitive law〉の存在することを主張し,この生きた〈直観法〉が固定した実証法の解体・再編に平和的・革命的に作用するという観点で法政策学を説いた。その学説は,ギュルビチ,ソローキン,ティマシェフNicholas S.Timasheff(1886‐1970)を通じてアメリカやポーランドの法社会学に影響を及ぼしている。初期ソビエト法学にもその影響がみられる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」