Titelouze,J.(その他表記)TitelouzeJ

世界大百科事典(旧版)内のTitelouze,J.の言及

【オルガン】より

…フランスでは,当時の管楽器の音色を模したリード・ストップが好まれ,オルガンは教会の楽器でありながら,宮廷音楽のための優雅さをも備えるようになった。ティトルーズJehan Titelouze(1563?‐1633)に始まるフランス古典期のオルガン音楽は,17世紀後半のルイ14世時代に全盛をむかえ,ルベーグN.Lebègue(1631‐1702),F.クープラン,グリニN.de Grigny(1672‐1703),クレランボーL.‐N.Clérambault(1676‐1749)など多くの作曲家が,ベルサイユ宮殿礼拝堂を中心に活躍した。装飾音の豊富なこの時代のオルガン音楽には,明らかに宮廷でのクラブサン音楽の影響が認められる。…

※「Titelouze,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android