世界大百科事典(旧版)内のtlachitliの言及
【民族スポーツ】より
…こうした忍耐の競技は,結氷海面上の空気穴で行うアザラシ突きに代表されるように,ただひたすらじっと耐えて待つ彼らの猟法に大いに適合しているのである。 アステカやマヤなどメソアメリカ文化を継承するメキシコ人の民族スポーツに,トラチトリtlachitli(あるいはポクタポクpoktapok)と呼ばれる球技がある。石造りの球技場の中で,それぞれ数人からなる二つのチームが,生ゴムを固めて造った4kgほどのボールを腰で打ち合う。…
※「tlachitli」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」