世界大百科事典(旧版)内のTombalbaye,F.の言及
【チャド】より
…しかしPTTは南部の地域政党の色彩を脱することができなかった。初代大統領は南部の国内最大部族サラ族出身のトンバルバイエFrançois Tombalbayeで,1963年にPTTの一党支配体制を確立した。トンバルバイエ政権は南部中心の排外主義的政策により,北部住民の反発を招いただけでなく,民衆からの過酷な収奪,強権的支配と官僚の腐敗によって国民の不満を呼び,65年から自然発生的な反乱が続発するようになった。…
※「Tombalbaye,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」