世界大百科事典(旧版)内のtorpedocarの言及
【混銑炉】より
…混銑炉は平炉全盛時代に非常に普及し,転炉製鋼に移行するにつれ大型化した。近年の新鋭大型一貫製鉄所における溶銑の輸送,貯蔵のためには,従来の取鍋(とりべ∥とりなべ)‐混銑炉方式に代わって,能率ならびに設備費や作業費の点から比較的経済的である混銑車(トーピードカーtorpedo car)方式がより多く採用されるようになっている。混銑車は保温力の優れた大容量(貯銑容量250~400t)の溶銑輸送容器であり,2台の台車の上に耐火煉瓦で内張りした炉体をのせた構造になっている。…
※「torpedocar」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」