世界大百科事典(旧版)内のTotonacaの言及
【トトナカ文化】より
…最初にオルメカ文化と,次にテオティワカン文化と密接な関係をもち,そうした文化伝統の上に,6世紀ころ独特の文化を開花させた。トトナカTotonaca文化の最大の中心はエル・タヒンEl Tajin遺跡で,壁龕(へきがん)や幾何学文様の装飾を施した建築様式,唐草文状の文様を特徴とする石彫様式,球技用防具の石製模型である〈ユーゴ・パルマ・儀礼用石斧〉複合,などの美術様式を生み出した。また,レモーハダス様式とよばれる〈笑う人形〉もこの地方の特徴である。…
※「Totonaca」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」