世界大百科事典(旧版)内のTownshend,C.の言及
【タウンゼンド諸法】より
…イギリスの大蔵大臣タウンゼンドCharles Townshend(1725‐67)の提案により,1767年6月から秋にかけて通過した,北アメリカ植民地に関する四つの議会法。彼は地租軽減を発表して本国地主層の支持を獲得し,アメリカ植民地人に対しては,印紙税法の経過を参考に,航海法による関税の形で歳入増をはかった。〈歳入法〉は植民地が輸入するガラス,鉛,ペンキ,紙,茶などに輸入関税を課し,それを本国任命の植民地官吏の俸給に充当し,植民地議会の影響力をなくす。…
※「Townshend,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」