transformationinducedplasticitysteel(その他表記)transformationinducedplasticitysteel

世界大百科事典(旧版)内のtransformationinducedplasticitysteelの言及

【高張力鋼】より

…この残留オーステナイトは,外力が作用したときマルテンサイトに変態して塑性ひずみを生成し,外力系のエネルギーを吸収して,部材内部の応力を緩和する作用がある。積極的に鋼中に残留オーステナイトを存在させて,使用中の外界からの衝撃に耐えるように成分を設計した鋼をTRIP鋼transformation induced plasticity steelと呼ぶ。ニッケル鋼の優れた低温靱性は,このようなニッケル添加によるフェライトの脆性の軽減と,オーステナイトの残留の効果によるものと考えられる。…

※「transformationinducedplasticitysteel」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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