世界大百科事典(旧版)内のTrichophytonrubrumの言及
【皮膚真菌症】より
…皮膚糸状菌症はおもに白癬(はくせん)菌の感染により発症し,頭部白癬(しらくも),体部白癬(たむし),股部白癬(いんきんたむし),足白癬(水虫),手白癬,爪白癬や黄癬などの疾患がある。日本では紅色白癬菌Trichophyton rubrumと毛瘡白癬菌T.mentagrophytesが皮膚糸状菌症の二大原因菌である。皮膚カンジダ症はほとんどカンジダ・アルビカンスCandida albicansの感染により発症する。…
【水虫】より
…爪はもろくなり,粉末状に脱落する。 日本の足,手,爪の水虫は紅色白癬菌Trichophyton rubrumと毛瘡白癬菌T.mentagrophytesが二大原因菌である。白癬菌は,ケラチンが豊富な皮膚の最表層ともいえる角質層や爪に寄生し増殖する。…
※「Trichophytonrubrum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」