Troost,C.(その他表記)TroostC

世界大百科事典(旧版)内のTroost,C.の言及

【オランダ美術】より

…この沈滞は以後19世紀に至るまで長く続くことになる。18世紀の代表的画家としては機知に富んだ風俗画家でオランダのホガースと呼ばれるトローストCornelis Troost(1697‐1750)が挙げられるにすぎず,この世紀にはむしろデルフト陶器,銀器,ガラスなどの工芸品が17世紀の伝統を継承発展させて注目すべき成果をあげている。フランスで写実主義的絵画が台頭する19世紀半ばになって,ようやくオランダでも17世紀絵画の伝統を新しい感性と技巧によってとらえ直す試みが芽生えはじめる。…

※「Troost,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android