世界大百科事典(旧版)内のTrucialOmanの言及
【ペルシア湾】より
…これらアラブ系の首長の行為に手を焼いたイギリスは19世紀初期からペルシア湾に政治的な介入を開始し,1820年に首長スルタン・ブン・サカルを破り,53年湾岸諸部族と恒久平和条約を結んだ。これによって海賊行為と奴隷貿易がやみ,事実上トルーシャル・オマーンTrucial Oman(現在のアラブ首長国連邦の地域)とオマーンがイギリスの保護国になっていった。 20世紀に入ると,湾岸地域は石油生産の面で世界の最重要地域になった。…
※「TrucialOman」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」