世界大百科事典(旧版)内のtubaauditivaの言及
【耳管】より
…中耳の鼓室と咽頭上部の側壁との間にある管で,その内面は粘膜でおおわれ,鼓室に近い上部は骨の中にあるが,咽頭に近い下部は軟骨がそのまわりにある。この管は骨をでてから下方にらっぱ状に広がるので,耳らっぱ管ともよばれる。またB.エウスタキオが1563年に初めてこれについて書いたのでエウスタキオ管ともいう。その名前をドイツ語式に発音して日本ではよくオイスタキー管といい,またオイEuに〈欧〉の字をあてて欧氏管ともいう。…
【耳】より
…弛緩部は上鼓室の一部を形成し,繊維束がない。(4)耳管 耳管tuba auditivaはエウスタキオ管または欧氏管ともいい,鼻咽頭の側壁と鼓室前壁を結ぶ長さ約3.5cmの管である。その外側1/3は骨部,内側2/3を軟骨部という。…
※「tubaauditiva」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」