世界大百科事典(旧版)内のtusu-kurの言及
【アイヌ】より
… アニミズムを体系のうちに含むシャマニズム(巫術)も知られており,とくにサハリン島のエンチウ(樺太アイヌ)にその色が濃く認められている。〈トゥスクルtusu‐kur=巫術・人〉と言われるシャーマンは男である場合も女である場合もあり,病気の治療を行ったり,精神的な苦痛を癒したり,吉凶を占ったりした。神々のうちには善神と悪神とがあり,善神でもとくに重視される神と,あまり重要視されない神とがある。…
※「tusu-kur」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」