世界大百科事典(旧版)内のUniondel'Orméeの言及
【フロンドの乱】より
…その多くは戦乱に脅かされた住民の生活防衛の抵抗運動であったが,各派の権力抗争に利用,吸収されてしまった。そのなかで,1652年7月ボルドーに独自の市政を樹立した〈楡(にれ)の木同盟Union de l’Ormée〉は,共同体的互助精神と地域の慣行と特権の擁護,平等な市民の政治参加を主張する綱領を掲げて,53年7月まで市政を担当した。これがフロンドの最後の局面であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」